警察官をかたって「マイナンバーが悪用されている」などと言って84歳の女性から現金417万円をだまし取った疑いで台湾籍の36歳の男が逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは住所不詳・自称塗装作業員で台湾籍の陳宥羽(チェン・ヨウユウ)容疑者(36)です。
警察によると、今月2日午後3時ごろ、京都市左京区で一人暮らしの84歳女性の自宅固定電話に「マイナンバーが悪用されている、あなたにも疑いがかかっていて、口座のお金を調べる必要がある」などと警察をかたる男から電話がかかってきました。
後日、同じ人物から「口座のお金を引き出して用意してほしい、担当の刑事が取りに行く」「用意した現金を集合ポストに入れておいて」などと電話で指示があったということです。
女性は指示通り自宅の集合住宅のポストに封筒に入れた417万円を置いておいたところ、13日午前11時17分ごろに知らない男が現金をポストから取り出し持って行ったということです。
その後、女性は男の服装が警察官に見えなかったこと、犯人からの連絡が途絶えたことなどから詐欺の被害にあったことを疑い警察に相談をしました。
警察は、防犯カメラの捜査などから現金を取り出した男の特定を進め、27日、陳容疑者を逮捕しました。
調べに対し陳容疑者は、「京都観光している時に台湾の友達に物を取りに行ってほしいと頼まれて物を取りに行っただけです」と容疑を否認しているということです。
警察は、他にも事件に関わっている人物がいるとみて、全容解明に向け事件が起きた背景などを詳しく調べています。
