蒸し暑い日が続く季節。さまざまなブランドから冷やして楽しむスイーツが登場している。凍らせることで、まるで別のおいしさに生まれ変わる商品も。この夏、味わいたい“ひんやりスイーツ”を紹介する。
パリッと、ひんやり 夏限定のゴディバ
夏に向け、涼を感じるスイーツが並ぶ広島市中区のそごう広島店。
ゴディバの「ゴディバ サマーコレクション―ニッポンの夏―」(9個入り2700円)は、金魚やレモン、涼しげな睡蓮など、日本の夏をモチーフにしたイラストが描かれている。
ゴディバの販売スタッフ・新家梨世さんは、「冷凍庫で冷やしていただいてもおいしく、外側はパリッと、中はひんやりとした食感になります」と話す。
“チョコレートを冷凍庫で冷やす”という新しい楽しみ方を提案する夏限定のコレクション。フルーティーなピーチとキャラメルフィリングが入ったミルクチョコレートや、レモンガナッシュが入ったホワイトチョコレートなど、4種類の味を楽しめる。
チョコレートではない、カカオの魅力
ゴディバが提案する“ひんやりスイーツ”はチョコレートだけではない。カカオフルーツの果肉部分「カカオパルプ」を使ったジュレや、「カカオフルーツスパークリング」(701円)も夏の人気商品だ。
白く透き通ったスパークリングジュースを口にした中西敦子アナウンサーは思わず目を見開いた。
「爽やか~!キリッとした酸味で、チョコレートの雰囲気はどこにもないです」
原料はチョコレートと同じカカオだが、見た目も味もまったく別物。
新家さんも「香りが芳醇で、ほかのフルーツにありそうなんですが初めての味わい」と、魅力を紹介する。チョコレートブランドが提案する、チョコ以外のスイーツにも注目だ。
夏の焼き菓子は“一つで二度おいしく”
続いて訪ねた店は、バウムクーヘンが有名なユーハイム。「冷やしておいしい夏の焼き菓子」という一風変わった商品が目を引く。
暑い季節でも焼き菓子を楽しんでもらおうと、冷やして食べることを前提に開発された「フィナドレーヌ(レモン)」(3個入り648円)。そのままでも十分おいしい焼き菓子だが、常温と冷凍ではどんな違いがあるのだろうか。中西アナが食べ比べてみた。
まずは常温で味わうと、ふんわり軽やかな口どけが広がった。一方、冷凍庫で冷やすと生地がもちもちした食感に。ユーハイムの販売スタッフ・木村寛子さんは「レモンピールが口の中に残ってアクセントになります」と話す。
さらに夏らしさを感じさせる「フィナドレーヌ(ココナッツパイン)」(3個入り648円)も、凍らせることでパインの食感が際立つ。中西アナはその変化に驚いた。
「アイスを食べているみたいな感覚になります。一つで二つの味が楽しめるってことですね。ちょっと焼き菓子の概念が変わりました」
老舗まんじゅうも冷凍で新食感!
この時期は、さまざまなブランドから冷やして楽しむスイーツが登場。
空気を含ませることで凍らせてもなめらかな食感を保つガナッシュチョコレートや、まるで冷やしたニューヨークチーズケーキのような味わいを楽しめるバターサンドなど、暑い季節ならではの商品が充実している。
その楽しみ方は和菓子にも。
創業159年の山田屋まんじゅうの看板商品、「山田屋まんじゅう」(1個168円)。この時期は凍らせて食べるのがおすすめだという。
冷凍庫でキンキンに冷やしたまんじゅうを手にした中西アナ。
「わあ、冷たい!」
しかし、口に入れると爽やかな小豆の風味が広がった。
「あんこがほろほろでおいしい。凍らせているのに歯がすっと通って、口の温度で溶けていく感じがたまらないですね」
シャリッとしたこしあんと薄皮が一体となり、まるで氷菓のような味わいだ。山田屋まんじゅうの販売スタッフ・早田直子さんは「私もそうですが、年中、冷凍庫で冷やして召し上がるお客さまも多いです」と話す。
ますます選択肢が広がる“ひんやりスイーツ”。この夏、冷凍庫や冷蔵庫を開けるのが楽しみになりそうだ。
(テレビ新広島)

