今回の大雨で、県内では土砂崩れが相次ぎました。いずれもけが人はいませんでしたが、住民は「手の施しようがない」と今後の不安を話します。
佐賀市で冠水した道路。水につかりながら歩く人の姿も。
県内では、降り始めからの雨の量が一部で600ミリに迫るなど、6月の平年値を大幅に超えています。
【リポーター】
「嬉野市の山間部の市道です。ご覧のように崖から崩れ落ちた土砂が住宅のすぐそばまで押し寄せています」
嬉野市では、約20メートルにわたり土砂崩れが発生。
住人にけがはなく住宅に被害もありませんでしたが、市道に土砂が流れ込んだことで、近くに住む人たちの交通を妨げました。
【住人】
「何か茶色か色がしていると思って開けたら、土砂が落ちていた。区長に電話して、市役所に連絡してもらった」
嬉野市では、降り始めからの雨の量が県内で最も多い596ミリを記録。
市によりますと、この場所では5年前にも土砂崩れが発生し、のり面に植物を植えるなど復旧工事をしていました。
今回の被害を受けての対策などは今後、検討するということです。
【リポーター】
「佐賀市大和町です。この大雨の影響で土砂崩れが起きています。手前に見える大きな岩は上から滑り落ちてきたものだということです」
佐賀市大和町の土砂崩れは25日夜発生したものと見られていて、当時、大きな岩は車道に40センチほどはみ出していたということです。
現場付近では、25日深夜にかけて活発な雨雲がかかり、長時間、雨が降っていました。
また太良町では、25日早朝、住宅裏の崖が崩れ、床上浸水などの被害が及びました。
【住人】
「ここまで水が浸水しました。(そこの汚れている部分?)そうです。(土砂がそこまで上がった?)いや土砂があそこでせき止めて、水がここまで上がってきた」
けが人はいませんでしたが、エアコンや給湯器が故障。
駐車場の屋根が壊れたほか、床上浸水により冷凍庫が壊れるなど住宅全体が被害を受けました。
地元の建設業者や自分たちで土砂を片づけたということですが、住人はさらなる不安も口にします。
【住人】
「こんな家が浸かるほど崩れたのは初めて。ちょっと・・・びっくりやね。もう一回崩れるかなという感じやけど、ちょっと手の施しようがないみたいな感じですね」
