クマの出没が相次ぐ中、酒田市の中学校でクマの生態や出会った時の対処法をなどを学ぶ全校授業が行われた。
この授業は、クマ対策を専門家から学ぶため酒田市の鳥海八幡中学校で実施され、全校生徒154人が参加した。
宮城で野生動物の調査・捕獲や地域支援を行う「東北野生動物保護管理センター」の職員が講師となり、生徒たちはクマの生態などを学んだ。
(東北野生動物保護管理センター・岡田愛技術員)
「本来クマは人の目にふれない所でひっそりと生活していて、好んで人がいる所に出てきたいとは思っていない。一方でおいしいものを見つけたら、それに向かって猪突猛進。あると知ったら何度でも訪れるし、とれるまで頑張る執念深い一面もある」
授業の中で、生徒たちは数キロ先のにおいを察知する鋭い嗅覚を持つクマを引き寄せないために、果物などを放置しないことを学んだ。
また、実際にクマに襲われた時の防御姿勢や練習用のクマスプレーで使い方を体験した。
(生徒)
「家に畑があるので、イチゴなどすぐに収穫するなど気を付けたい」
「身近にあるものなど、クマが近づきそうなものを調べて対策を考えたい」
6月16日には、中学校のグラウンド近くの土手でもクマの成獣1頭が目撃されていて、生徒たちは真剣な表情で対処法などを確認していた。
