韓国グルメや最新コスメなどで若者に人気の東京・新大久保。
多くの人でにぎわうこの街で今、問題となっているのが相次ぐ迷惑営業だ。収集時間外でのゴミの放置や繰り返される迷惑営業にパトロール隊も困惑。なぜ注意してもやめないのか、行政のパトロールに密着取材した。
長時間放置も…不適切なゴミ出し相次ぐ
新宿区が2026年4月以降、定期的に行っているのは、新大久保に立ち並ぶ店の不適切なゴミ出しなどを見回るパトロールだ。

開始直後に区の職員が発見したのは、路肩に積まれた段ボール。
近くのお店の人に話を聞くと、「(Q.このゴミって)かしこまりました、すみません」と話し、ゴミをしまっていった。

本来、事業者は収集時間に合わせてゴミを出さなくてはならないのだが、ここ新大久保では長時間のゴミ放置が相次いでいるというのだ。
区は、こうした不適切なゴミ出しはポイ捨てなどを誘発するとし、指導を行っている。
さらにパトロールを続けていると…。
パトロール隊:
あの店って注意しましたっけ?

パトロール隊:
またあれかもしれない、出したかもしれない。

実はここ、先ほども店の前に荷物を放置していて注意をしていた店だった。
パトロール隊:
ごめんなさいね、これはこちらの荷物?

店員:
これはダイジョウブ。

店員は「大丈夫」だと言うが、大丈夫ではなかった。結局、注意を受けて店の中にしまっていった。

新宿区 大久保特別出張所・松本敬行さん:
(一時的に)ゴミを片付けてくれるが、しばらくたったらゴミを置いてしまうところも今日もあったので、粘り強く指導していきたいと思っている。
歩道に“はみ出し営業” 混雑の原因に
一方、別の問題も起きていた。
パトロール隊:
道路に並べると、こんなふうに人が並んで混雑の原因になるので。

店の前に置かれたメロンの入ったコンテナ。
よく見ると、歩道にはみ出していた。

混雑の原因になるだけでなく、許可なく歩道にはみ出しての営業は道路法違反にあたる恐れがあるという。
この店も歩道にはみ出して営業を繰り返し、これまで何度も注意されているという。

注意された店:
それはごめんなさい。色々気をつけて、まわりに迷惑かけないように、それは大事にしています。

謝罪し敷地からはみ出さないよう片付けていたが、一夜明けた16日、同じ店に行くと、注意してからわずか1日で、再び歩道にはみ出して営業していた。
若者に人気の街・新大久保。
訪れる人の安全のため、迷惑営業がなくなるよう、区は今後もパトロールを続けるとしている。
(「イット!」6月16日放送より)

