3年前に電柱の巣で生まれ巣立ったコウノトリが田んぼで元気に食事をする姿が確認された。足環の色から「かのん」と名付けられたメスの可能性が高いとみられていて、地元の人たちは静かに見守っている。
「コウノトリ」九州唯一の繁殖地
国の特別天然記念物コウノトリの九州唯一の繁殖地、佐賀県白石町では4年連続でコウノトリが電柱に巣をつくり、子育てをする姿が確認されている。
コウノトリが巣をつくり、子育てをしているのはなんと“電柱”。
3年前(2023年)には、2羽のひなが九州で初めて巣立ちまで確認され、メスは『かのん』オスは『しろ』と名付けられた。
3年前に巣立ったメスのコウノトリか
その『カノン』とみられるコウノトリが佐賀市東与賀町の田んぼで確認された。
田んぼを器用に歩く鳥には「足環」がついている。

日本野鳥の会佐賀県支部によると、個体を識別するためにつけられた足環の色から白石町で3年前に生まれたメスの「かのん」とみられるという。

電柱の巣で生まれ、初めて巣立ちまで確認された2羽のうちの1羽だ。
バッタやカエルなど2時間の食事
「かのん」とみられるコウノトリは何かをパクリ。
コウノトリは田んぼなどでバッタやカエルなどを食べる。

この日は、この場所で2時間以上食事をする元気な姿が確認されたという。

また、佐賀市の別の田んぼでも耕運機のあとをついていくコウノトリの姿が撮影されている。

「かのん」とみられるコウノトリは人を恐れず近くに寄って来たそうだが、もしコウノトリを見かけたら離れた場所から優しく静かに見守るよう地元の人たちは呼びかけている。

