気象の専門家などが今年1月下旬から2月にかけて新潟県内を襲った大雪の要因などを分析しました。
冬の積雪状況や気象のメカニズムについて気象や雪氷防災の専門家などが検証し、議論する『今年の雪・速報会』が長岡市で開かれました。
今回、焦点となったのは今年1月下旬から2月にかけ、県内を含む北陸地方を襲った記録的な大雪について。
【新潟地方気象台 中村誠 気象情報官】
「寒気が持続するような時期が続いた。それに加えて、さらに大雪をもたらすJPCZが形成して、新潟県を含む石川県などに記録的な大雪になった」
この大雪では長岡市でアーケードが崩落するなど被害が相次ぎ、合わせて4つの市に災害救助法が適用されました。
この冬、県内では過去10年間で3番目に多い279人が除雪中の事故などで死傷しました。
会場では大雪の要因の一つとなったJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)の発生メカニズムの解明に向け進められている海上での気象観測の現状が報告されるなど、雪から地域を守る“知恵”について熱い議論が交わされました。