岩手県釜石市の「多田旅館」が盛岡地裁遠野支部から破産手続き開始の決定を受けました。負債総額は約4700万円にのぼります。
帝国データバンク盛岡支店によりますと、「多田旅館」は2026年5月25日付けで破産手続き開始の決定を受けました。
「多田旅館」は、個人事業の期間を経て、1999年7月に設立され、市内中心部で3階建て全9室の小規模な旅館を経営。
ビジネス客の利用が多く、震災後は復興工事関係者の宿泊増加により、業績が好調な時期もありました。
しかし、復興需要の収束やコロナ禍の影響を大きく受け、近年の売り上げは約1100万円にとどまり、赤字を計上していました。
さらに、コスト増などにより資金繰りが限界に達し、事業の継続を断念したということです。