IAEA(国際原子力機関)は10日、理事会でイランに対して、IAEAによる査察の受け入れと核物質の情報提供を求める決議案を採択しました。
決議案では、イランに対して、核物質や核施設の情報をIAEAに提供するよう求めるとともに、検証に必要な査察を認めることが「不可欠かつ緊急」だとしています。
決議案は、理事会で賛成多数で採択され、ロイター通信などによりますと、賛成が21カ国、棄権が10カ国で、ロシア、中国、ニジェールの3カ国が反対しました。
イランは決議について、「政治的で専門性を欠くもの」だと非難したうえで、自国の核開発をめぐる「奪うことのできない権利」を守ると主張しました。