きのう=6月9日夜、神戸市の有馬温泉の近くの神社で火災があり、周辺は一時、騒然となりました。
緊迫した避難の状況を、近くにあるホテルの支配人たちが語りました。
警察などによると、きのう=6月9日午後9時半ごろ、神戸市北区有馬町で「山の方面で燃えている」と消防に通報がありました。
午後10時ごろに撮影された動画には、木々の中で煙とともに立ち上がる真っ赤な炎が記録されていました。
■「有馬稲荷神社」社務所や敷地内にある宮司の自宅などが燃える
別の写真では、近くの建物の上に火の粉が降りかかる様子がうかがえます。
【目撃した人】「もう真っ赤。炎も見えていたんで、(火が)近くまで来るんじゃないかなっていう心配はありました」
火事があったのは、有馬稲荷神社の社務所や敷地内にある宮司の自宅などで、火はおよそ5時間後に消し止められましたが、3棟が全焼しました。
また、この火事で、宮司の男性(80代)とその妻(80代)がケガをして病院に搬送されました。
■「マッサージしていたら消防車が…」有馬温泉街の観光客も混乱
火事があったのは、関西屈指の温泉街として多くのホテルや旅館が立ち並ぶエリアのすぐ近く。周辺にいた宿泊客は当時の緊迫した状況を語りました。
【大阪からの宿泊客3人組】「(火事の現場が)真正面だったんですよ、私たちの部屋から見たら。山が燃えてる、えらいことやって」
【愛知から来た観光客】「お風呂から出てマッサージをしていたら、『消防車が今来ています』って…どのタイミングで寝ていいのかなっていうのもあって」
■火災現場近くのホテルでは宿泊客を定休日の系列ホテルを急遽開けて避難
現場から200メートルほどの場所にあるホテルでは、宿泊客の安全確保の対応に追われました。
【ザ グラン リゾート プリンセス有馬 畑壽樹統括支配人】「延焼の可能性があるということを聞いたので、館内放送でロビーまでお集まりくださいと案内しました。で、集まったお客さんに順次、避難していただくという措置をとりました」
急遽、定休日だった近くの系列ホテルを開け、宿泊客を避難させたということです。
消防などは、朝から現場検証を行い、出火原因を調べています。
(関西テレビ「newsランナー」2026年6月10日放送)