岩手県内では市街地でのクマの目撃が相次いでいます。
こうした中、6月9日、盛岡市の小学校ではクマの出没を想定し下校する児童を保護者へ引き渡す訓練が行われました。

訓練は児童の安全確保につなげようと、盛岡市の杜陵小学校が企画したもので今回初めて実施されました。

9日は全校児童が参加し、5時間目の授業中に学校から100mほど離れた盛岡城跡公園にクマが出没したという想定で行われました。

クマの出没情報を受け、学校は児童の保護者に緊急メールを配信。
実際に保護者が教室まで迎えに来て、下校する児童を引き渡すまでの流れを確認しました。

杜陵小学校の近くを流れる中津川の河川敷では、2025年にクマの出没が相次ぎ、2026年に入ってからも周辺でクマが目撃されています。

参加した児童や保護者は真剣な表情で訓練に臨んでいました。

児童は「本当にあった時に騒がないで焦らないで(親を)待つ」と話していました。

保護者からは「子どもも私たちもこういう風に動かなければいけないと、実際の動きを確認できるから良いと思った」との声が聞かれました。

古戸淳一副校長
「スムーズに子どもたちが安心して家に帰れるように学んで、これから何かあった時に生かせるようにしていきたい」

杜陵小学校では今後も訓練などを重ねながらクマへの対策を進める方針です。

岩手めんこいテレビ
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