栃木県宇都宮市の小学校や大学などでクマの目撃情報が相次ぎ、午後2時30分現在、直近でクマの目撃情報があった市内の住宅街にある住宅の中庭を囲むように、多数の警察官と猟友会のハンターら関係者が配置され、麻酔銃が発射された。銃は2回発射され、現在麻酔の効きを確認中だ。
宇都宮市内では9日、市立の小中学校にくわえ大学も休校や休講となっている。
市内では6日から市内中心部の商店街を駆け抜けるなど、少なくとも18件以上のクマの目撃情報があり、きょう9日も未明から朝にかけて、市内の小中学校付近で目撃情報が相次いでいる。
午前5時35頃には、宇都宮大学付近で目撃情報があり、宇都宮大学の敷地内では、消防がドローンを使ってクマを捜索していた。
宇都宮市によると、午前6時には宇都宮大学から700メートルほど南西に進んだ小学校でクマが目撃された。
目撃情報があった宇都宮大学では全学部で休講となり、市内の公立小中学校はきのうに続ききょうも引き続き全校で休校となった。休校が長引く可能性もあり、オンライン授業を行う学校では課題を配信して授業を進めていた。
さらに午後1時には、小学校から北に700メートルの住宅街でクマが目撃されたという。
午後2時30分頃、この住宅街のある一軒の中庭を囲むようにして、数十人の警察官と猟友会のメンバーらが集まり、午後2時25分には麻酔銃を撃つ様子が上空から確認できた。さらに午後2時50分にも、もう1発、麻酔銃が発射されたという。現在、命中の有無や麻酔の効きなどを確認しているということだ。
宇都宮市は、今まで目撃されたクマが同一個体か定かではなく、複数いる可能性もあるとしていて、今後も目撃情報や通報をもとにドローンを使用して捜索するなど警戒を続けるとしている。