F1™︎第6戦が行われる伝統のモナコはシーズンで最も抜きにくいコースのため、予選順位が大きなカギを握る。

ポールポジションのメルセデス、キミ・アントネッリが有利だが、2番手マックス・フェルスタッペン、3番手ルイス・ハミルトンという経験豊富なドライバーが必ずチャンスを狙うだろう。

また、スタートを得意とするフェラーリのシャルル・ルクレールも地元の期待を背負い、4番手から巻き返しを狙っている。ワールドチャンピオン獲得へ足元を固めたいアントネッリに対し、主導権を争う上位勢の思惑が交差する第6戦モナコが始まる。

キミ・アントネッリが5連勝でチャンピオンシップを大きくリード

ポールポジションのアントネッリが初勝利から5連勝で第6戦モナコを制覇。好スタートから2番手のルイス・ハミルトンに大きなリードを作るが、セーフティーカーやレース中断でアドバンテージは一度リセットされる。

しかしレース再開後も別次元のペースで危なげなくトップチェッカーを受け、ファステストラップとドライバーオブザデイも獲得。グランドスラムで伝統のモナコに新たなウイナーが現れた。

この記事の画像(3枚)

「再開後の1コーナー以降はレースを楽しんだ」と語った19歳のドライバーは、インタビューでチームや家族、ファンのサポートに感謝を伝えた。

2位はフェラーリのハミルトンが2戦連続の表彰台を獲得し、チャンピオンシップも2番手へ順位を上げた。

ペナルティ・セーフティーカー・赤旗で伝統のモナコに波乱

予選2番手レッドブルのフェルスタッペンがまさかのスタート失敗で最後尾に落ち、直後にエンジン不調によりリタイア。

加えてランド・ノリスもエンジントラブルで45周目にリタイアするなど、上位勢が完走できない展開に。その後も波乱が続く。

ピットレーンのスピード違反で6台がペナルティを受け、メルセデスのジョージ・ラッセルはペナルティ未消化によりピットレーンスルーペナルティをさらに受け大きく順位を落とした。

続いてクラッシュのアクシデント。60周目にアストンマーティンホンダのランス・ストロールが最終コーナーでクラッシュし、セーフティーカー発動。

その明けの66周目、シャルル・ルクレールが再び同コーナーでクラッシュし、赤旗でレースが一時中断となった。

第6戦モナコは、アントネッリが危なげなくポールトゥウインを飾ったものの、さまざまな波乱が起こり、終わってみれば完走14台のサバイバルレースとなった。