富山県は90億円規模となる補正予算案を発表しました。中東情勢の影響を受ける農家や銭湯事業者への支援策が盛り込まれています。
*新田知事
「いまは非常事態ということで長期化の様相を見せていますが、ここを乗り切ることを主眼において補正予算を考えた」
県の6月補正予算案は一般会計で90億7000万円となり、中東情勢の影響を受ける事業者への支援策が柱です。
なかでは新たな融資制度を設け、資金繰りを支援するための事業に26億5000万円、効率のいい機器や省力化設備の導入を後押しするための補助金に12億8500万円が計上されています。
また、高騰するエネルギー価格への対応として国の負担軽減策の対象外となっているLPガスの利用を補助するほか燃料コスト上昇の影響を受ける農家や銭湯事業者への支援策が盛り込まれました。
予算案は今月10日開会の県議会に提出されます。
ところで、いま話題となっているのが、富山空港の「愛称」です。
新田知事は先月、空港を運営する富山エアポートからの提案を受け、10年以上続いた愛称「富山きときと空港」を変更することを決めました。
中でも知事が「良い案」として話すのが県がブランディングを進める「すし」やお隣り岐阜県の観光地、「高山」を盛り込む案です。
これに3日、岐阜県の江崎知事は…。
*岐阜県 江崎禎英知事
「県としてありがたいと思うのは、岐阜県は空港のない県なので、空港に高山がつくことで「飛騨高山方面への入り口がある」ということを世界に世界に発信することになる。飛騨の方々がいいなと思ってもらえるなら非常にいいことだと思う」
「高山」を使用する案に前向きな考えを示しました。4日に新田知事にこのことを伝えると・・・
*記者
「岐阜県知事の会見で富山空港の愛称について言及がありました」
*新田知事
「そうですか、知らなかった」
*記者
「『非常にいいこと』と発言され、受け止めをお聞きしたいと思います」
*新田知事
「県外の地名なので、高山というのは岐阜県や高山市が嬉しくないと言われるならどうしようかと内心思っていた。前向きに受け止めていただいたという話を聞いて障害は一つもなくなったと思う」
ほっとした様子の新田知事。新しい愛称については公募にこだわらず、来月上旬に予定されている江崎知事との懇談会までに決めたいとしています。
どんな愛称になるのか注目ですね。