6月に入った1日、愛媛県の水郷・大洲で観光名物「うかい」が今年も開幕し、夜の帳が下りたなか、観覧客たちが屋形船で情緒あふれる川下りを楽しみました。
水郷に訪れた初夏。今年も肱川を舞台に観光名物「うかい」が開幕し、初日は河川敷で神事が営まれ、関係者が運航の安全など願いました。
河川敷では、招待客と一般客あわせて137人がグループごとに15隻の屋形船に乗船。食事をしながら夕暮れ時の優雅な川下りを楽しみました。
やがて夜の帳が下り、煌々とかがり火を焚いた鵜舟が現れると、いよいよ「うかい」の始まりです。
井上利和鵜匠:
「はい、お待たせしました」
川面に放たれたのは、綱につながれた鵜たち。鵜匠の巧みな手綱さばきに促され、狙しきりに川の中へアユを獲るため潜ります。
観覧客たちは鵜がアユを捕らえる一瞬も見逃さないよう、熱心にその姿を追いかけていました。
岡山県からの観覧客たち:
「鵜も一生懸命潜って、すばらしい」
「楽しかったわ」
夜空には打ち上げ花火も開幕に彩りを添え、客たちは大洲の夏の風情を満喫していました。
千葉県からの観覧客:
「初めて見たんですけど、鵜が細身でとってもきれいで。優雅な気分になりました」
今年の「うかい」では、10年ぶりに新人の鵜匠・高月浩志さん(36)がデビューする予定です。
「うかい」は9月20日まで続き、大洲市の観光協会は今年の観覧客の目標を、去年と同じ約5000人にしています。
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