台風6号の影響で、2日午後、宮崎県の広渡川などにレベル4氾濫危険警報が発表されました。
危険警報が出されるのは初めてです。
台風6号はこのあと、3日の朝ごろには東京都心を直撃する可能性が高まっていて、警戒が必要です。
台風6号が最接近した宮崎市の午後の様子です。
災害級の大雨をもたらす線状降水帯の発生予測は現在、宮崎市など九州南部に加え、四国、近畿、東海で出されています。
そして先ほど、宮崎県の広渡川などで氾濫の恐れがあると、レベル4「氾濫危険警報」が発表されました。
台風6号は九州南部から西日本を横断し、3日の朝、通勤・通学の時間帯に東京都心を直撃する可能性が高まっています。
直撃の場合、2026年最大級の大雨災害となる恐れがあります。
鹿児島・鹿屋市では午後1時ごろ、排水溝からあふれ出す水で大きな水たまりができ、アスファルトを激しく打ち付ける雨で、辺りがかすむほど視界が悪くなっていました。
自転車もなぎ倒され、立て看板も倒れています。
午前8時半ごろの宮崎・日南市には白波が押し寄せ、横殴りの激しい雨が降り、台風6号の接近がうかがえます。
宮崎市内の海岸で見られたのが、大きな波が押し寄せる中、サーフィンをする男性。
しかし、この場所は遊泳危険区域となっていました。
海から上がってきた男性に話を聞くと、「危険ですよね。(Q. どういうところが?)流れとかですね。水の中の流れがすごい。普通の流れとかではなくて、くるくる回っているような」と話し、このあと波の危険を感じて海をあとにしました。
台風6号の接近に伴い、九州南部では2日未明から雨と風の激しさが増しました。
未明に台風6号が直撃し、暴風域に入ったとみられる鹿児島・奄美市。
瀬戸内町古仁屋で最大瞬間風速34.4メートルの暴風が吹き荒れました。
猛烈な風で自転車が倒れ、植木鉢が周囲に散らばっていました。
車体を激しく打ち付ける雨に加え、暴風で車が揺さぶられています。
さらにその先では、倒木が車線をふさぐように横たわっていました。
奄美市内では、数人が黒い屋根材のようなものを押さえています。
暴風で車庫の屋根が吹き飛ばされ、被害が広がらないよう対策に追われていました。
台風6号は2日の午前9時に暴風域がなくなりましたが、現在、九州の南部に最も接近しています。
宮崎市の中心部も激しい雨と風で、街を歩く人たちは横殴りの雨に、傘を前に倒しながら歩く様子が見られました。
午後3時19分に最大瞬間風速23.2メートルを観測。
宮崎市には午後3時30分までの24時間で、163.5mmの大雨を観測しています。
会社に向かう男性は、家を出てわずか300メートル歩いただけで靴がびしょぬれに。
また、市内で見かけたのが「臨時休業」の貼り紙です。
地魚の刺し身や地鶏料理を提供する「磯料理・綱元」。
1日の夜は営業していましたが、横山せい子さんは「この流れだと臨時休業せざるを得ない状況。この6月上旬っていうのはない。始めてです」と話します。
何度も台風を経験してきた宮崎市民も、6月上旬の台風直撃は異例の早さだといいます。
そして1日、台風6号が直撃した沖縄県では、冠水などの被害に加え、最大瞬間風速37.9メートルの暴風で倒木などの被害が相次ぎました。
台風前に撮影された沖縄・糸満市のバナナの木。
台風通過後は木が何本も倒れる被害が広がっていました。
市内の平和祈念公園では倒木被害が確認された他、周辺では停電が発生し、施設などが影響を受けました。
また、沖縄市民のシンボル・ガジュマルの大木が倒れる被害もありました。
九州南部に大雨と暴風をもたらした台風6号。
このあと西日本を横断し、3日の朝にも関東を直撃する恐れがあります。
神奈川・箱根町、芦ノ湖の箱根海賊船乗り場では、午後3時ごろは通常通り運航しているとのことでしたが、「台風警戒のため早期終了する場合があります」という貼り紙が貼ってありました。
九州南部、四国、近畿、東海に線状降水帯の発生予測が出される中、関東にも台風6号がもたらす雨雲が接近。
このあと交通機関にも影響する恐れがあり、最新の台風情報に注意が必要です。
2日、気象衛星「ひまわり」が捉えた台風6号の様子を見ると、渦を巻く雲が大きく広がり、列島をすっぽりと覆っていました。
東京都心では3日の通勤・通学の時間帯に台風が直撃。
午前7時ごろから1時間に80mm以上の雨をもたらす雨雲がかかり始め、災害級の大雨となる恐れがあります。
2025年、東京・品川区で発生したゲリラ雷雨のような雨が短時間で降る恐れがあり、道路の冠水や河川に近づかないよう注意が必要です。
台風6号が最接近した宮崎県では2日午後、県内の広渡川などにレベル4「氾濫危険警報」が発表されました。
そして3日の朝にも、台風6号は東京都心に直撃する恐れがあります。
関東には災害をもたらす危険性のある300mmの大雨が降ると予想されています。
神奈川県のアパートを修繕する現場では、台風の直撃を前に、ナフサ不足の影響で防水シートの入手が困難な状況となっていました。
リウィンクス株式会社・窪彬久代表:
この防水シートが今劣化している状態なので、コンクリート見えてるので雨漏りするような状況。今回の台風怖いですね。相当降るって言っているので、台風が来ると雨漏りしちゃうので、どうしようもないところが正直なところです
代用としてブルーシートを貼ったとしても風で飛ばされる可能性があるため、対策のしようがないということです。
3日の朝にも関東を直撃する恐れのある台風6号。
すでに交通機関の一部で運休が発表されるなど、その進路に注意が必要です。