魅力の発見から販売までを一連で体験。
港町・横浜で子どもたちが経済の仕組みを学びました。
横浜港の開港を祝う「横浜開港祭」。
横浜市立の学校が休校ということもあって、多くの子どもたちが集まりました。
さまざまな企業がブースを出すなか、職業体験などを提供するスタートアップが展示したのは「こども職業体験」。
地元のラジオ局のリポーターとして生中継で情報を伝えてみたり、地元のキクラゲ農園の仕事を体験し、育ったキクラゲを収穫するところから始まり、袋に詰め、ラベルを作り、最後は販売しました。
職業を点で捉えるのではなく、第1次産業から第3次産業までを一連で体験できるように工夫されています。
男の子が注目したのは「横浜コンブプロデューサー」。
横浜産のコンブの魅力を発信する職業です。
「じゃあ昆布を食べましょう」とスタッフに促され、男の子はお湯にさらして一口食べます。
実は、ここからが大切な学びです。
スタッフ:
昆布は二酸化炭素を吸い、海の環境を守ってくれる救世主として注目されています。
海で重要な役割を持つコンブ。
しかし、食が多様化し需要が減少傾向にあるといいます。
そこで、コンブの需要を喚起する子どもたちによる、コンブプロデューサーの出番です。
男の子は体験を通じて「乾燥した昆布をそのまま食べる。かたいお菓子よくあるから、お菓子として食べられそうだなと」とアイデアを話しました。
体験者(10):
仕事ってこんなふうにやって、こういうことができるんだって。なかなか知らないことが知れて良かったです。
さらに職業体験の後には、仕事の対価としてオリジナルのこども通貨をもらうことができ、エリア内で使うことができます。
横浜市の課題を解決するために「働いて、稼いで、使う」。
リアルな経済の仕組みを学ぶ「こども職業体験」。
開催したスタートアップは地域経済を肌で実感してほしいといいます。
SenseDrive・仲上祐斗代表取締役:
単に体験するだけではなくて、給料をいただいてそれをまた消費して、経済を回していく。自分たちが課題解決する時にこういう仕事のやり方があるというのを、今の年代から知っていただく。大人になったときにこんなことをやりたいなってことを思い出していただきたい。