台風6号がフィリピンの東の海上を北上中だ。予報円の中心を進んだ場合、週明けの6月2日には奄美地方にかなり接近する見込みで、大雨や暴風への警戒が必要だ。備えは「この週末に早めに」が鉄則となる。

台風6号、6月2日に奄美へかなり接近の見込み

台風6号は現在、発達しながらフィリピンの東の海上を1時間に約20キロの速さで北西に進んでいる。今後も北上を続け、6月2日(月)には奄美地方にかなり接近する見込みだ。

大雨への影響はすでに現れ始めており、1日午後6時までの24時間降水量は多いところで、十島村で50ミリ、奄美地方北部で80ミリ、南部では100ミリに達すると予想されている。さらに九州南部でも2日から3日にかけて警報級の大雨となる見込みで、広い範囲で警戒が求められる。

地域への影響はすでに出始めている。フェリー屋久島2は1日と2日の欠航を決定。奄美市では台風接近に備えて船を港に引き上げる作業も見られ、住民が早々に対応に動き出している。

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屋外の備え――「傘一本でも凶器になる」

台風への備えは、この週末のうちに済ませておきたい。まず屋外の対策から確認しておこう。

窓ガラスが割れるのを防ぐため、テープなどで補強することが推奨されている。また、屋外に置いているものはすべて屋内に移動させることが重要だ。「傘一本でも風に飛ばされると危険」であり、小さなものも見落とさないよう注意が必要だ。加えて、側溝を事前に掃除しておくことで冠水などの水害対策にもつながる。

屋内の備え――停電・熱中症にも注意を

屋内では、停電への備えが欠かせない。ラジオや懐中電灯を準備し、バッテリーの充電も事前に済ませておきたい。

停電が発生した場合、室内が蒸し暑くなることで熱中症のリスクも高まる。常温で飲める飲み物や、火を使わずに食べられる食料を備えておくと安心だ。

新たな防災気象情報の運用も開始

5月28日から、気象庁による新たな防災気象情報の運用が始まっている。警戒レベルに応じた避難行動の目安が整理されており、気象庁のホームページで事前に確認しておくことが勧められている。台風接近のこの機会に、家族で避難の手順を改めて話し合っておきたい。

今回の台風6号は、週明けには奄美・九州南部に影響を与える見通しだ。早めの備えが、いざというときの安全につながる。

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鹿児島テレビ
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