秋田県男鹿市で4月に発生した風力発電の風車のブレードが折れた事故について、発電事業者は28日、破損の原因は落雷による可能性が高いと明らかにしました。

この事故は、4月12日に男鹿市船越にある陸上風力発電の風車のブレードが折れているのが見つかったものです。

発電事業者である「風の王国・男鹿」は、28日に開かれた経済産業省の審議会で、ブレードの破損は「落雷が原因である可能性が高い」と報告しました。

破損したブレードを調べたところ、先端部分を中心に落雷による穴や黒ずんだような痕があったということです。また、雷の電流を逃がすための部品の一部には、時間をかけて進んだとみられる損傷も確認されました。

風車の落雷の検出装置には、2026年2~3月までに計7回の落雷が記録されていたことから、風の王国・男鹿は、これらの落雷によってブレードが損傷した可能性があるとみて、今後も原因究明に向けて調査を続けることにしています。

また落雷の検出装置については、2025年8月から2026年1月まで、風車の運転停止中に作動していない期間があったことが確認されています。

これを受けて経産省は、風車が停止中でも常に落雷を把握できるよう、風力発電設備に関する技術基準を改正する方針を示しています。

秋田テレビ
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