いわて労連は、岩手県盛岡市内で生活するために必要な「最低生計費」について、月に28万6000円あまり、時給にして1909円が必要になるという試算を発表しました。
この調査は、全労連の東北6県の組織が実施したものです。
県内では、盛岡市で暮らす25歳独身男性を想定して日常生活に最低限必要な費用を算出しています。
それによりますと、1カ月の最低生計費は28万6363円で、初回調査の2016年と比べると約5万8000円、前回調査の2022年と比べると約2万8000円高くなっています。
背景には、物価高による食費や日用品などの支出増加があるということです。
また、最低生計費を時給に換算すると1909円が必要になります。
これは現在の県内の最低賃金1031円の1.85倍です。
いわて労連 中野るみ子議長
「(最低賃金は)東京と岩手は195円の差になっている。雇用の流出を招きかねない事態だと思う」
いわて労連は、今回の試算結果を踏まえて最低賃金の引き上げを訴えていくことにしています。