心臓弁膜症の治療法「TAVI」をご存じでしょうか?“高齢者が多い高知にピッタリな治療法”だと注目されているのですが、そのワケは?
心臓弁膜症は心臓の弁が正常に機能せず、血液の流れに異常をきたす状態で、意識の消失や心不全、呼吸困難を引き起こす原因にもなります。
その治療法として注目されているのが、カテーテルと呼ばれる細い管を使って心臓の弁を人工弁に置き換える「TAVI」です。
高知市の近森病院では2014年に県内で初めてこの治療法を導入し、5月14日に症例数が1000に達しました。
「TAVI」は胸を開いて人工弁を入れる開胸手術に比べて患者への負担が少なく、高齢者や疾患がある人にも有効な治療法とされています。
治療時間や入院期間が短いのも特徴で、1000例目となった心臓疾患がある85歳男性は術後4日で退院しました。
社会医療法人 近森会・入江博之 理事長:
「将来性がある手技だと分かりました。特に高齢者、(高齢者が多い)高知県にぴったりやなと。早いうちに治した方が全身状態もよくなり健康寿命が延びます。楽しい日常生活を家族や友達と過ごせる時間が長くなると思いますので、こういったこと(治療法)を知っていただければ」
近森病院は「TAVI」を行う医師の育成も担っていて、この治療法を広め、多くの人の早期治療につなげたいとしています。