尾道市水道局の元幹部の男が官製談合防止法違反などの罪に問われている裁判で、検察は男に懲役1年6カ月を求刑しました。
起訴状などによりますと、尾道市上下水道局の元管理者槙山博之被告(69)は、2023年と去年市が発注した2件の工事をめぐり、市内の建設会社・元代表大本勇隆被告(72)に予定価格などを漏らし、落札させた罪などに問われています。
26日の裁判で検察側は「価格の漏洩が入札結果に直結していて、公正を害した程度は大きい」としたうえで、「常習的な犯行の一環である」と指摘し、槙山被告に懲役1年6カ月を求刑。
大本被告には懲役1年を求刑しました。
一方、弁護側は、2人は反省していて、再犯の恐れがないなどとして、いずれも執行猶予付きの判決を求めています。
判決は7月1日に言い渡される予定です。
尾道市は事件を受けて槙山被告を今月19日付けで懲戒免職としました。