岩手県一関市にある高齢者施設の職員が入居者の体をいすに拘束するなどしたとして、一関地区広域行政組合は、行政処分を行ったと5月22日に発表しました。
営業停止の行政処分を受けたのは、一関市花泉町涌津のグループホームさくら花泉です。
行政組合によりますと、この施設の管理者1人と職員2人は、2024年2月から3月にかけて、認知症の高齢の入居者1人に対し、医師の指示に基づかず抗精神病薬を複数回服用させました。
また、2025年1月には1人の職員が、別の高齢の入居者1人を数分間、ベルトでいすに拘束したということです。
行政組合は、これらが介護保険法上の人格尊重義務違反にあたるとして、施設の営業を8月から3ヵ月間停止させる処分を下しました。
行為に関わった職員は「行動の抑制が目的だった」と述べたということです。
入居者2人に健康被害やけがはなく、現在は全ての入居者をほかの施設へ移すなどの措置が進められています。