旭山動物園の飼育員の男が妻の遺体を焼却した疑いで逮捕された事件。
旭川地検は5月21日、死体損壊の罪で男を起訴しました。
さらに関係者によりますと、殺人の疑いで22日に再逮捕する方針です。
全国から観光客が集まる旭山動物園で起きた衝撃的な事件。
21日、新たな動きがありました。
「ヘビのシッポはここから先です」(鈴木達也被告)
飼育・展示しているヘビについて解説している、飼育員の鈴木達也被告。
3月31日午後9時36分ごろから翌4月1日午前3時39分ごろまでの間、妻の由衣さんの遺体を園内の焼却炉で焼いた罪で、21日起訴されました。
現場となった焼却炉は、死んだ動物や園内で出たごみを燃やすための施設です。
「今、焼却炉が入っているとみられる建物の中に捜査員が入っていきます」(東木場緋香記者)
そこで起きたこととは…
「妻の遺体を動物園の焼却炉に遺棄して数時間にわたって燃やした」
「妻は灰になった」(ともに鈴木被告の供述)
その供述通り、焼却炉からは妻の由衣さんの遺体の一部が見つかっていました。
捜査関係者によりますと、この日の午後9時ごろ、鈴木被告が職員用の通用門の近くで車から大きな荷物を降ろす姿が防犯カメラに写っていました。
一方、市によりますと、焼却炉の利用状況について記録はとっていなかったことが分かっています。
逮捕から20日あまり、逮捕前の調べでは妻・由衣さんの殺害もほのめかしていた鈴木被告。
遺体の一部しか見つかっていない状況ですが、元検事の磯部弁護士は立件は可能だといいます。
「死亡させた行為についての自白をしている場合には、それを起訴すること自体はそれほど難しくはないとは思います」(元検事 磯部真士弁護士)
捜査関係者によりますと、鈴木被告は調べに「首を絞めて殺した」「殺した日に燃やした」と供述しているということで、警察は殺人の疑いで22日に再逮捕する方針です。