アメリカメディアは、カタールなどの仲介国が、アメリカとイランの戦争終結に向けた新たな和平案をめぐる調整を進めていると報じました。
アメリカのニュースサイト・アクシオスは20日、複数の関係者の話として、難航するアメリカとイランの和平協議をめぐり、カタールやパキスタンなどが、双方の隔たりを埋めるための調整を続けていると伝えました。
調整が進められている和平案では、アメリカとイランが戦闘終結に向けた意思を示す文書に署名したうえで、イランの核開発計画を制限するための措置や、ホルムズ海峡の開放などをめぐり、30日間の交渉期間に入ることが検討されているということです。
この中でアメリカ側は、イランに対し核開発計画をめぐる踏み込んだ譲歩を求める一方、イラン側も、凍結された資産の段階的な解除に向けて、仲介国を通じてアメリカ側に対し、より具体的な説明を求めているということです。
一方、アクシオスによりますと、トランプ大統領とイスラエルのネタニヤフ首相は19日、イランとの新たな和平案をめぐり電話で協議しました。
ネタニヤフ首相はイランの軍事力の弱体化に向けて軍事作戦の再開を望んでおり、関係者は会談後、ネタニヤフ首相が「火がついたように焦っていた」と語り、交渉への強い危機感を示していたということです。
また、関係者によりますと、ネタニヤフ首相は、今後、数週間以内にワシントンを訪れ、トランプ大統領と会談したい意向ということです。