病気の子供を仕事などで親が面倒を見られない場合に一時的に預けられる「病児保育」。共働き世帯が急増する中、病児保育の体制の整備が急務になっています。そんな中、愛知県豊明市にできた新たな施設を取材しました。
病児保育に対応した「桜花クリニック」、2026年4月、愛知県豊明市に開業しました。この日は、看護師と保育士が発熱の症状などがある1歳〜3歳の子供たちをケア。
名古屋市と豊明市に住む生後半年以上の未就学児なら誰でも利用が可能で、料金は1日2000円、午前8時半から午後5時半まで預けることができます。
愛知県内に113カ所ある病児保育施設。(※2025年4月時点)
小児科などを抱えるクリニックと同じ建物にあるこちらの施設では、クリニックで受診後そのまま預けることができる他、急な体調変化にも専門の医師がすぐに対応できる環境が整っています。

利用した保護者ら:
「病院と併設しているので、それもありがたいなと思う。安心して任せられる」
「(夫婦)2人とも働いていて、急に休むことが難しい仕事なので。最後ここで預かっていただけると、本当に良かったという感じで」
クリニックは、大学の敷地内にあり、今後は大学と連携し、学生の見学やインターンシップの受け入れも検討中だということです。

敷地内には附属幼稚園もあり、働く親たちからは病児保育の存在に「心強い」「何かあったときは使ってみたい」といった声も聞かれました。
病児施設の運営にあたっては、豊明市から補助金を得ていて、産官学それぞれが協力する事で、地域の子育て支援にさらなる期待がかかります。
桜花クリニックの近藤辰磨院長:
「3人の子供がいるんですけど、私も夫婦共働きで、なかなか預けるところが少ないと(実感した)。仕事と子育ての板挟みで、僕も嫌な思いをしてきたので、少しでもそこを解決できるような策の一つとして、この病児保育を利用していただけたらなと思っています」
