庄内を除き県内に林野火災注意報が発令されている中、天童市で大規模な林野火災を想定した訓練が行われた。天童市消防本部は、県との連携を確認していた。
訓練には天童市消防本部と県消防防災航空隊の隊員、計33人が参加し、市内の留山川ダム近くの山で火災が発生した想定で行われた。
訓練ではドローンを使い、火災の範囲を割り出し、現場に設営した本部からでは見えない山の裏側に延焼・飛び火がないか確認した。
(大隊長)
「延焼は東方向。山の頂上に向け延焼拡大中」
ドローンで現場を調べた後、車などが通行できる道がないことから、消防が川にボートを出して現場近くまで移動。
ドローンと地上から得た情報を県の消防防災航空隊へ報告し、県の消防防災ヘリコプターの出動を要請した。
(リポート)
「消火訓練が始まります」
県の消防防災ヘリコプター「もがみ」が、空中消火用のバケツで水をくみ上げ、火災現場へ投下する消火訓練が行われた。
天童市消防本部は、一連の消火活動を通じて県との連携を確認していた。
(天童市消防本部・多田明和署長補佐)
「早期に県消防防災航空隊を要請し、安全を確認しながらしっかりと迅速に消火活動ができた」
県によると、今年は5月19日までの間に、“林野火災”と枯れ草などを焼く“野火”が合わせて60件発生していて、2025年の5月末時点と比べてもすでに2倍以上となっている。