いわゆる”大阪都構想”の設計図を話し合う法定協議会の設置議案について、これまで慎重な姿勢を示してきた維新の市議団が、一転して全会一致で賛成する方針を固めました。
一方、都構想の住民投票を任期中に実施することを条件に、次の大阪府知事選挙への出馬を表明した吉村知事は、「市議団の賛成は非常に大きな一歩、前進だと思う。議論を重ねて大阪の成長、新しい大阪に向けてみんなと一緒に努力していきたい」と語りました。
■維新・大阪市議団が“都構想の設計図”議論 法定協設置議案に全会一致で賛成へ
【維新・大阪市議団 東貴之代表】「法定協の設置を5月議会でして、まず設計図作りに着手、すること。それと、住民投票は次の統一地方選挙と同日で目指していくことを決めました」
維新の大阪市議団はきょう(20日)、”都構想”の制度設計を協議する法定協議会の設置議案について、全会一致で賛成する方針を固めました。
住民投票は来年4月の統一地方選挙と同じ日の実施を目指すとしています。
【維新・大阪市議団 竹下隆幹事長】「非常に団内は丁寧にやってきました。総意をとるために。丁寧なやり方はこれからも変わりませんので。
(市民に)納得してもらえるような状況を作っていかなければいけないので、それはそれとて、かなりのプレッシャーになるのかなと」
■”都構想”3度目の挑戦を掲げた吉村知事と横山市長が”出直しダブル選挙”で再選
”都構想”をめぐってはことし2月、3度目の挑戦を掲げた吉村知事と横山市長が”出直しダブル選挙”で再選。
しかし前回の統一選で都構想への挑戦を公約に掲げていない維新の市議団は、早期の法定協議会の設置に慎重な姿勢を示してきました。
そんな中、吉村知事は5月17日、”任期中の住民投票実施”を条件に、次の大阪府知事選への出馬を表明。
突然の発表の裏に、“維新の創設者”の1人、松井一郎元代表の存在があると、きのう(19日)関西テレビの「newsランナー」に出演した吉村代表は語っていました。
【維新・吉村代表】「今回この決断に至る前に、松井さんには相談をしました」
【吉原キャスター】「どういう思いで相談して、どういう言葉を交わしましたか?」
【吉村代表】「やっぱり僕の考えが全て正しいわけではないので」
■吉村代表「市議団が賛成だということは非常に大きな一歩」
吉村知事の出馬表明を受け、来年春の住民投票を目指すことにした維新市議団。出直し選挙から3カ月余りで、ようやく足並みがそろった形です。
きょう(20日)、吉村知事は「市議会の3月議会では議案提出には至りませんでしたので、市議団が賛成だということは非常に大きな一歩、前進だと思います。議論を重ねて大阪の成長、新しい大阪に向けてみんなと一緒に努力していきたい」と語りました。
法定協議会は議会の採決を経て、来月以降に設置されます。
(関西テレビ「newsランナー」2026年5月20日放送)