三重県津市美杉町の山火事は20日、発生から24時間以上が経っても鎮火には至っておらず、自衛隊も出動し消火活動が続いています。

(リポート・19日午後5時半過ぎ)
「山火事が発生しています。赤い炎が線状となって広がっています」

 津市美杉町で19日午後3時20分ごろ、山火事が発生し、炎が立ち上り、激しく燃えているところもあります。

 現場は急な斜面のため、消防車は近づけず、隊員らは水を溜めたバッグを背負い山の中へ入っていきます。上空からも、名古屋や滋賀から応援に駆けつけた防災ヘリが放水を続けました。

 火災があった現場から、南に約1kmの場所に住む人たちは…。

近隣住民ら:
「煙がバーっと出ていた。すごく燃えていました。今晩は寝られない気がしました」
「何十年もここで生活しているんですけど、私は経験がないくらいです」

 消火活動はのべ200人以上で夜通し続けられ、一夜明けた20日朝から、三重県の災害派遣要請を受けた自衛隊も加わり、ヘリコプターによる放水を再開しました。

 現場近くのダムから水を汲み、往復を繰り返し、延焼の恐れがなくなる鎮圧に向け、消火活動が続いています。

 この火事で、ケガ人や民家への被害は確認されていませんが、20日午前5時半の時点でバンテリンドーム2つ分にあたる、およそ10ヘクタールが燃えました。

 息子が消防団員として現場へ駆けつけたという男性は…。

息子が消防団員の男性:
「20時間くらい食事もせずにずっといっていましたから、やっと今朝帰ってきて、食事していました。雨の情報に期待しておりますので、収まってくれたらありがたいなと」

 津地方気象台によりますと、美杉町のある津市南西部では20日夜から21日午後にかけて、断続的に雨が降り続く予想で、早い鎮火となることが期待されます。

東海テレビ
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