北海道札幌市西区に住む70代の女性が、不審な男らからの電話を受け、現金約3000万円をだまし取られる詐欺被害にあいました。
警察によりますと、4月下旬ごろ、女性宅の固定電話に、厚生労働省の職員を名乗る男から「あなたのマイナンバーカードが不正使用されています」と電話がありました。
その後も、女性への電話は続き、兵庫県警の警察官を名乗る男から「共犯者の1人だと分かった」、神戸地方検察署の検察官を名乗る男から「あなたの資産を調査する」と脅されました。
女性は電話のほかLINEのトークへ誘導され、ニセ警察官が映っているとみられる動画が送られてきました。
話を信じた女性は5月11日から16日にかけて、6回にわたり合わせて約3000万円を指定された口座に振り込んでしまいました。
女性が何度も複数口座に高額な現金を振り込んでいることを不審に思った金融機関の職員が警察に通報し、事件が発覚しました。
女性は、警察から説明を受けるまで、詐欺被害に気付かなかったということです。
警察は特殊詐欺事件として捜査するとともに、電話やSNSで相手に現金を要求された場合は、すぐに警察相談専用電話「#9110」に電話するよう呼びかけています。