404年の歴史で初めてとなります。宮城県松島町の瑞巌寺で、1622年に制作されたふすま絵が、劣化のため初めて修理されることになり、5月19日、搬出作業が行われました。
松島町にある国宝・瑞巌寺です。
本堂には211の障壁画がありますが、「墨絵の間」のふすま絵は1622年の制作当時の原本が唯一残されていて、国の重要文化財にも指定されています。
桃山様式の華麗な姿を今に伝えていますが、近年、経年による裂けやはがれが生じてきたことから、文化庁などと協議した結果、今回、初めて修理が行われることになり、19日、搬出作業が公開されました。
作業はふすま絵が傷つかないよう慎重に進められました。
記者リポート
「現在30分が経ち、こちら一面のふすま絵の取り外しが終わりました。もう間もなく、こちらも含めた全22枚のふすま絵が『墨絵の間』から運び出されます」
修理は京都国立博物館で2031年度までの5年間行われる予定です。
瑞巌寺 堀野真澄 宝物課課長
「5年後にまた1度足を運んでいただいて、どのようなふすま絵、障壁画が完成してこのお部屋に建て込まれたかということを、政宗公が味わったであろう感動を実際に皆さまにも味わってほしい」