19日午後1時ごろ、東京の奥多摩町の山中で性別不明の遺体が見つかりました。
遺体は動物に荒らされた形跡があるということです。
周辺ではクマの目撃が相次いでいて、警視庁はクマによる被害の可能性も含め遺体の状況を詳しく調べています。
一方、17日日午後6時半ごろ、東京都の八王子市内で撮影されたツキノワグマの写真には、親グマと思われる大きなクマの後ろを子グマと思われる小さなクマがぴったりとついていく様子が写されています。
八王子市では4月29日にも、体長1メートルを超すクマ1頭が撮影されました。
箱罠を設置している八王子市は19日、会見で今後の安全対策を発表しました。
八王子市長・初宿和夫さん:
今後本格的な“クマよけの鈴”。これを配布いたします。万が一のことを考えてクマに対応するスプレー。これを配ります。ホルダー付きのものです。
山間部の小中学校に通う児童全員にクマよけの鈴を配布するほか、学校や幼稚園・自治体などにクマ撃退スプレーを配布するということです。
青森市では15日、市街地が騒然とする事態が発生しました。
市の中心街にある駐車場に現れた体長1メートルを超えるクマ。
その後、クマはホテルなども入る商業施設に侵入し居座り、緊急銃猟によって駆除されました。
クマの目撃が相次ぎ、出没警報も発令されている青森県。
4月にはクマの出没情報を確認できるサイト「くまログあおもり」の運用を開始しました。
「くまログあおもり」は、誰でもクマなどの出没情報を投稿し確認ができるサイトですが、虚偽が疑われる投稿が頻発し、問題となっています。
中には、「友達と登校していると思ったらクマでした」という投稿までありました。
ほかにも「毛が生えていなかった」「あれは確実にヒグマ。線路の上で乱闘を開始していた」「クマが300頭いた」など明らかに嘘だとわかる投稿もありました。
自治体はクマの出没が投稿された現場を訪れ確認などを行っていますが、緊急銃猟が行われた15日以降、嘘の投稿が急増してきているといいます。
青森県庁・担当者は、この問題について「虚偽の投稿がいくつか確認されていることは非常に残念ですし、全くひどい話だと考えています。(虚偽投稿は)県民の皆さんの生活に重大な影響を及ぼすとともに脅かすことにつながるものです。この虚偽投稿に対しては、厳正な対応をしていく方針としています」と話します。
県は、虚偽の投稿をした複数の人物を特定し、警察に偽計業務妨害等での捜査を依頼したということです。