アメリカのトランプ大統領が最大の懸案としている中東情勢を巡り、イランに影響力を持つ中国の習近平国家主席の協力を得ることで、戦闘終結への糸口を見いだせるのか。
今回の首脳会談には、そうした思惑ものぞいていました。
いち早くイランとの戦闘を終結させ、秋の中間選挙を見据えて国内政策に重点を置きたいトランプ氏にとって、今回の中国訪問は、貿易問題や対米投資の拡大に加え、イランとの戦闘終結への道筋を探る狙いもありました。
トランプ氏が会談の場で「イランとの戦闘に終止符を打ちたい」と言及した場面は、習氏の影響力も取り込みながら事態を打開したいという本音が垣間見える場面でもありました。
戦闘開始からまもなく3カ月。
長期化への懸念が強まる中、支持率の低迷や経済への不安を背景にトランプ氏はいら立ちを募らせているとみられています。
2日間の首脳会談を経て、膠着(こうちゃく)するイラン情勢に変化が生まれるのか。
トランプ氏は正念場を迎えています。