道路脇の溝のふたや銅線など、金属の盗難が各地で相次いでいますが、瀬戸内市の墓地でもある金属製品がなくなっていることが分かりました。盗難が疑われ、墓の所有者や管理者は憤りの声を上げています。
(萩原渉キャスター)
「盗難の被害があった瀬戸内市の墓地。盗まれたのはお墓に供える花を入れる筒」
警察によりますと、4月以降、この墓地の複数の墓の所有者からステンレス製の「花筒」がなくなっているという通報が相次ぎました。花筒は、手入れしやすいよう簡単に取り外すことができるようになっていて、何者かが奪い去ったものとみられます。
墓地を管理している寺によりますと、正確な数は把握できないもののなくなっているのは20件ほどだということです。寺は急きょ、警戒を呼び掛ける看板を設置するとともに墓の所有者に報告文書を送りました。
(墓地を管理する寺の住職は)
「自分の家の墓のために盗むことはこれまでもあったかもしれないが、金銭目的の盗みだと思うので、罰当たりという感覚がない人の犯行かと」
花筒がなくなっていた墓の所有者も戸惑いと憤りの思いを露わにします。
(被害に遭った墓の所有者は)
「なんでここ(お墓)で?と思った。そんなもの盗むなという感じ。罰が当たるよと言いたい」
亡くなった大切な人を弔う遺族の気持ちを踏みにじる罰当たりな行為。警察が窃盗の疑いで捜査しています。