思わず手に取りたくなるやさしい色合いのリキュール。日本酒とワインのコラボレーションで生まれました。
お披露目は5月9日。長野県辰野町の「小野酒造店」で行われた蔵開きです。
テントには人気の日本酒「夜明け前」などを求めてにぎわいました。
そんな中―。
訪れた人:
「すっきりしていて飲みやすい」
「すごい飲みやすい、すっきりして。シュワシュワも気持ちいいし」
リキュールは創業160年以上の老舗が新たに開発。
日本酒をベースに「ピノ・ノワール」と「メルロー」赤ワイン用の2種類のブドウの果汁がそれぞれブレンドされています。
小野酒造店・小野能正社長:
「非常に斬新な新しい商品。一杯の酒で“たくさんの恵みを分かち合う”テーマをつくって(開発)」
発案したのは酒造の若手スタッフです。
「若者も親しみやすい日本酒を」と開発しました。
注目したのは、同じ地区にある2つのワイナリーです。
辰野町と塩尻市にまたがる小野地区。半径1キロほどの徒歩圏内にワイナリーが2つあるのはあまり例がありません。
標高800メートル余り。昼夜の寒暖差と朝霧が発生しやすい気候がブドウ栽培に適しているとされます。
ワイナリーは2017年と2024年にそれぞれオープン。
国内のワインコンクールで金賞を受賞するなど高く評価されています。
完成したリキュールはアルコール度数が11度と低め。
日本酒の味わいを残しながら、ワインの香りをどう引き出すかー。
杜氏らが、ブドウ果汁を配合する割合を探りました。
試作を重ねたその味に、ワイナリーも手ごたえを感じています。
キリノカ ヴィンヤーズ&ワイナリー・沼田実代表取締役:
「杜氏さんの方が苦労したと思います。(日本酒の)少し甘口にブドウ果汁の酸味入るとさらにバランスよくなる」
いにしぇの里・稲垣雅洋代表:
「ブドウ(ワイン)とコメ(日本酒)なんで味がイメージできなくて、どうなるのか不安もありましたけど、喉越しもなめらかで非常に飲みやすい。フルーティーな香りもあって、バランスがいい」
価格は500ミリリットル入りのボトルで2200円。
ピノ・ノワールは285本。メルローは615本の限定販売です。
日本酒ファンは―。
日本酒ファン:
「古い歴史のある日本酒と、新しいワイナリーの融合は面白い」
「どんな感じなんだろうってワクワク。どんな料理がいいかなって楽しみに飲みたいと思います」
日本酒とワインがコラボしたリキュール。
「地域の魅力」を大きく発信する味です。