中国を国賓で訪問しているアメリカのトランプ大統領は、このあと習近平国家主席との2日目の首脳会談に臨みます。
北京から中継です。
千田淳一記者:
きのうの拡大会合とは代わって、きょうはトランプ大統領が好む少人数での会談となることから、首脳同士のより突っ込んだやり取りが予想されます。
焦点の一つ、台湾問題ではアメリカメディアは習主席が「衝突の恐れがあり、最大限慎重に処理すべきだ」と警告したことで、会談は一時、緊張感に包まれたとの見方を伝えました。
ただ、トランプ氏は発言には反応せず台湾で譲歩しない姿勢を示したと伝えたほか、ルビオ国務長官も台湾は「主要議題にはならなかった」と述べました。
一方の中国側ですが、けさの共産党系メディアは節度ある競争によって関係を安定させる「建設的な戦略的安定関係」の構築で、両首脳が合意したことを会談の成果として1面で伝えています。
台湾問題など譲れない一線はある一方、アメリカとの関係は安定させたいとの意図があるとみられます。
また、イラン情勢についてトランプ氏は会談後、FOXニュースのインタビューで習主席がホルムズ海峡の開放で協力を申し出たと述べましたが、中国側は発表していません。
双方の温度差が残るなか、2日目の会談でどのような共通認識を打ち出せるのかが焦点です。