岐阜・本巣市の市議が、市議選前に有権者28人に約6万円分の菓子折りを配ったとして公職選挙法違反の罪に問われ、13日に初公判が開かれた。市議はピースサインで法廷に向かい、公選法が憲法違反だと主張するなど、徹底抗戦の構えを見せている。
ピースサインで法廷へ「近所づきあいで毎回やっていた」
カメラが捉えたのは、ピースサインを掲げて笑顔で法廷に向かう岐阜・本巣市の鍔本規之市議(77)だ。

自身も出馬した市議選前の2025年9月。支援者を通じて有権者28人に約6万円分の菓子折りを配った公職選挙法違反の罪に問われ、13日、初公判が行われた。

鍔本市議は、疑惑が明らかになった2025年12月、疑惑について「選挙運動しなくても当選します。何一つやましいことはない」「年に何回もやっていることが、どうして今回警察の取り調べを受けなければならなかったのか」と真っ向から否定。さらに、2026年3月には「起訴されたのは私が望んでいたことですから。簡単な言い方をするとラッキー」と語っていた。

菓子折りの配布について「近所づきあいで毎回やっていた」「有権者への寄付には当たらない」と主張していた。
「議員バッジつけていたらダメ…おかしい」
13日の初公判でも「私の行為が処罰されるべき違法行為に当たるのか、大きな疑問を持っている」と、長い時間をかけて反論。

また弁護側も、寄付行為の禁止について「被告人の日常生活を不当に制するもので、日本国憲法に違反する」と主張した。

裁判を終えた鍔本市議は「言いたいことは言えた。いち社会人としてなら何ら問題がないことが、議員バッジをつけていたらダメということ自体おかしい」と発言している。
「公選法が違憲であると主張されているのか?」という記者の問いかけに「そういうことです」と答えた。
一方、地元の市民からは「まぁ、ああいう人やで。元から元から」「悪あがきとしか思えない」という反応が聞かれた。

次回の裁判は22日に開かれる。
(「イット!」5月14日放送より)
