新潟・上越市で13日、ミツバチの巣箱近くでクマが目撃された。14日には岩手大学の構内に成獣とみられるクマ1頭が侵入。すべての授業が休講となった。一方、秋田ではハンター歴50年の猟友会員が巣穴を捜索するなど、各地で警戒が続いている。

「こっち見ながらかなり迫ってきた」

カメラに向かって歩いてくる黒い影、ツキノワグマだ。

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撮影者:
こっち見ながら、トコトコとかなり迫ってきたので、やっぱり怖いです。手が震えちゃいますよね。

クマが目撃されたのは13日午後4時頃、新潟・上越市の山間地だ。

撮影者によると、クマの体長は約1mで、近くにはクマの大好物であるミツバチの巣箱が置かれているという。

撮影者:
私も怖くて車を動かせない状態で(車の)鍵をかけて、頼むから何もしないから森の中に帰ってくれっていう感じです。

クマは、撮影者が乗る車を見て逃げていった。

岩手大学構内にクマ

14日、物々しい雰囲気に包まれたのは、多くの学生が通う盛岡市の岩手大学だ。

成獣とみられる1頭のクマが構内にとどまり、猟友会のハンターなどが出動する事態になった。

岩手大学の学生:
怖いなと思いつつ気をつけなきゃと思うけど、もうどうしようもないよなって。

警察によると、クマは午前5時半頃、盛岡駅から約1km先の岩手高校付近で目撃され、その約2時間後の午前7時40分頃、約650m先の岩手大学でも目撃された。

取材班:
午前10時です。大学の寮の屋上からドローンが飛んでいます。

クマが潜む場所はドローンなどで特定されたが、盛岡市は14日、緊急銃猟は行わないことを決定。これを受け、大学はすべての授業を休講にした。

巣穴捜索…近くの木にクマの爪痕

14日、番組取材班が密着取材したのは、秋田・能代市で活動する猟友会のハンターだ。

猟友会能代二ツ井支部・斉藤正美支部長:
私いま73歳。20代の頃からやっているから50年超えている。

ハンター歴50年の斉藤さんに同行し、立ち入り禁止の先へ入った。
いつクマが出てもおかしくない道路を車が進む。

猟友会能代二ツ井支部・斉藤正美支部長:
ああいう木はクマが登りやすい太い木。あれみんなクマが登った爪痕なんだよ。

そして、取材班が斉藤さんとともに向かったのはクマの巣穴。
斉藤さんは猟銃を片手に巣穴を調べ、木の棒を突っ込む。

猟友会能代二ツ井支部・斉藤正美支部長:
いない。

クマはいなかった。近くの木には、2026年につけられたというクマの爪痕があった。

猟友会能代二ツ井支部・斉藤正美支部長:
良い隠れ場所。

アメリカではわなを仕掛け捕獲

クマの脅威はアメリカでも…。

取材班:
住宅の奥でクマが発見されたということです。

日本時間12日。アメリカ東部、ニュージャージー州の住宅街に1頭のクマが現れた。

撮影者:
すごく近い。動物園にいるみたいだ。

現地メディアによると、住宅の木の上から降りてこなくなったクマは、体重約70kg。

警察は、ドーナツやりんごなどを入れた罠を設置した。

地上に降りたクマが、警戒するように罠をクンクンと嗅ぐ。罠に入った次の瞬間、麻酔で眠らせ捕獲に成功した。

人身被害はなく、クマは別の場所に運ばれ、野生に返されたという。
(「イット!」5月14日放送より)

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