中東情勢の緊迫が続く中、原油由来の「ナフサ」を使う製品など、さまざまな物の供給が不安定となっています。
私たちの身近な生活用品にも波及する中、福岡県内のホームセンターを取材しました。
ホルムズ海峡が事実上封鎖され、緊張が依然続く中東情勢。
原油の高騰や資材不足による、さまざまな影響が広がっています。
こちらは大野城市にあるホームセンター。
一般消費者向けの日用品や、職人が使う道具など約23万種類が販売されています。
しかし…
◆記者リポート
「こちらの棚、ほとんど物がありません。塗装用の道具のようですが、お一人様5巻まで。さらにイラン情勢を受けて品薄状態と書いてあります」
店で特に品薄になっているのはナフサ由来の商品です。
◆ハンズマン大野城店 荻野博美 店長
「ここがシンナーの売り場になります。塗料を調合するのに薄めたりとか、そういうものに使います。ここは塗装業者様が使うマスカーという商品。色を塗るときに養生するときに使う。入ってきては売れ、入ってきては売れの状態。追いついてない状況ですね」
シンナーやマスカーテープなどの棚はほぼ空に。
いずれもナフサを原料として作られていますが、メーカーからの入荷は徐々に減少。
現在は通常の半分ほどしか入荷してこないと言います。
一部の商品は3月半ばごろから品薄で、4月からはその数がさらに増えつつあると言います。
◆ハンズマン大野城店 荻野博美 店長
「エンジンオイル。まさにオイルを使うものなんですけど、2~3週間前から少しずつ供給が遅くなってきて」
車に使うエンジンオイル。
さまざまなメーカーのものが販売されていますが、買いだめする人も増えているそうです。
さらに…
◆ハンズマン大野城店 荻野博美 店長
Q.ここには何もないですが?
「(元々は)ストレッチフィルムという商品があった。食品用ラップの大きなタイプ」
「この木は合板と言って数枚合わせていて、合わせる時には接着剤を使うものですから、ここからひょっとすると供給が厳しくなってくるかもしれない」
こうした状況に、店に来ていた買い物客はー
◆買い物客
「きのうも来たんですけど、やっぱりきょうもなかったので、ちょっといよいよまずいかなと思って」
◆買い物客
「どこ回ってもないんですよ。2~3件まわってきてやっぱりない。ちょっと困ったなと思って」
◆ハンズマン大野城店 荻野博美 店長
「メーカーさんに密に協力をもらいながら入荷を協力いただいていますが、安定した供給ができるのはまだ目星がついていない状況です」
私たちの暮らしに暗い影を落としている中東情勢。
先が見通せない状況が続いています。