廿日市市の老人ホームで、90代の女性が骨折した状態で放置され死亡した事件で、逮捕・送検された職員の男が施設に対し、「トイレで目を離した間に転落した」という趣旨の報告をしていた事がわかりました。
保護責任者遺棄の疑いで13日朝に送検された廿日市市の特別養護老人ホーム「洗心園」の介護福祉士、福田聖太容疑者(36)は、今年3月、入居している93歳の女性がけがをしていた事を知りながら、同僚への報告などをせずに1日以上放置した疑いが持たれています。
女性は首や肋骨などを骨折していて、搬送先の病院で死亡しました。
洗心園への取材で、福田容疑者は当初、女性の異変に気付いた同僚に対し「なにもなかった」と答えましたが、女性が救急搬送された後、「トイレで目を離した間に転落した」という趣旨の報告をしていた事がわかりました。
福田容疑者は容疑を認めていて、警察は保護責任者遺棄致死の疑いなども視野に事件の経緯をくわしく調べています。