地元の小学校でも、約20年にわたり「慰霊の取り組み」が続いています。
島原市の小学校では6月3日の「いのりの日」に向け、「もう噴火しませんように」などの思いを込めたキャンドルが作られました。
キャンドルを作ったのは、島原市の第二小学校の3年生39人です。
この日は、噴火災害で43人が亡くなったことや、土石流が住宅地に流れてきたことなど災害について学んだあと、追悼のキャンドルを作りました。
この取り組みは、噴火災害の記憶を忘れず犠牲者を追悼しようと、2006年から行われています。
児童たちは溶かした「ろう」が入った牛乳パックを水の中で回して筒状のろうそくにし、そこに普賢岳などの絵やメッセージを描きました。
児童は
「もう二度と火山は噴火してほしくないと思って(描いた)」
児童は
「噴火しませんように」(と書いた)「噴火したらみんなが亡くなるから、島原市を平和にするために思った」
雲仙岳災害記念館 杉本 伸一 館長
「(家庭でも)地元で過去にどんなことが起きたのかということを話題にしながら、次の災害に備えていくものになっていけばいいなと思う」
キャンドルは島原半島にある21の小学校のほか、幼稚園などであわせて約2000個が作られ、6月3日に雲仙岳災害記念館で行われる「いのりの灯」で灯されます。