バスケットボールの世界最高峰の舞台NBAでもプレーした経験を持つ、福井ブローウィンズのライアン・ケリー選手が、現役を引退する。12日は所属する福井ブローウィンズが引退会見を開きファンに感謝の気持ちを述べるとともに、今後の人生について語った。
NBAでプレー後、2018年に来日
「正式に、バスケットボールから引退します」
今シーズン限りでの現役引退を表明していたライアン・ケリー選手。会見では「福井でキャリアを終えることができてとても幸運だった」と柔らかな笑みを浮かべた。
ライアン選手はアメリカ出身で身長211センチのパワーフォワード。日本代表の八村塁選手が所属するNBA・レイカーズでもプレー経験がある。
2018年に来日し、サンロッカーズ渋谷に在籍後、2年前に福井ブローウィンズに加入して以来、チームの得点源として欠かせない存在だった。
「最高の父親でいたい」
大活躍の中、35歳のいま、なぜ引退を決めたのか―
ライアン選手は「良いプレーができている状態で、無理に続けるのではなくキャリアを終えたいと思っていた」と語った。
また、息子はプロバスケットボール選手を目指しているといい「その道も応援したい。できる限り最高の父親でいたい」と最愛の家族への思いを口にした。
引退後はアメリカに戻って家族との時間を大切にすると話すケリー選手。
最後に、支えてくれた観客“ブースター”へメッセージを送った。
「福井では、去年から今年にかけてファンやバスケットへの愛が広がっていくのを見るのが本当に楽しかったし、その成長の一部でいられたことが嬉しかった」
ケリー選手の引退に加え、福井ブローウィンズでは今シーズン限りで退団となる選手も発表されている。
5月12日現在、主将の満田丈太郎選手、副主将の細谷将司選手、小阪彰久選手、藤澤尚之選手、ペリー・エリス選手が契約満了により退団が決まっている。5人全員がチーム創設時からのメンバーだ。
チーム強化へ、この熱を次のシーズンにどうつないでいくのか。福井ブローウィンズはここからまた新しいシーズンに向かう。
