ゴールデンウィーク期間中の福井の観光地の入り込み数が好調だった。悪天候に見舞われた日があったものの、連休後半が5連休となったことや、ドラマで取り上げられた影響などにより、調査した10カ所のうち半数の5カ所で去年を上回る結果となった。

月9の舞台、小浜市に向かう観光客の立ち寄りで増加した地点も

福井県のまとめによると、4月25日から5月6日の12日間に県内の主要観光地10カ所を訪れた人は昨年比約1000人増の58万2306人だった。
       
最も増加率が高かったのは福井市の一乗谷朝倉氏遺跡。放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」で注目されたこともあり、昨年比25.6%増の11万9290人、博物館も1万7936人と52.3%の増加となった。

GW期間中の入込数が昨年よりも増加した5地点
GW期間中の入込数が昨年よりも増加した5地点
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また、宿場町として栄え伝統的な街並みを残す若狭町「熊川宿」には昨年比7.1%増の4万6857人が訪れた。県は、フジテレビ系列局で放送中の月9ドラマ「サバ缶、宇宙へ行く」の舞台、小浜市に向かう観光客の立ち寄り先とみている。
    
そのほか、永平寺町の大本山永平寺が11.8%増の約3万4388人、敦賀赤レンガ倉庫が8.5%増の9276人、坂井市の東尋坊が1.2%増の5万7038人といずれも好調な集客を見せた。

宿場町として栄えた熊川宿
宿場町として栄えた熊川宿

悪天候の影響などで5地点では減少

10カ所のうち5カ所では、悪天候の影響などで減少した。
 
鯖江市の西山公園は調査地点10カ所で最も多い16万9460人が訪れたものの、昨年比では13.0%減少。
     
そのほか、小浜市の蘇洞門は9.9%減、勝山市の県立恐竜博物館が2.9%減、美浜町と若狭町にまたがるレインボーラインが1.1%減、高浜町のUMIKARAが0.6%減となった。

GW期間中の入込数が昨年よりも減少した5地点
GW期間中の入込数が昨年よりも減少した5地点

一方で、北陸新幹線開業前の2023年と比べると、敦賀赤レンガ倉庫が33.7%増、熊川宿が26.5%増など8カ所で増加。23年のGW期間中はリニューアルのため休館していた県立恐竜博物館は53.3%と大幅に増加した。

福井県立恐竜博物館
福井県立恐竜博物館

県は「新幹線開業3年目での年間の入り込み数は年々右肩上がりで、開業効果が続いている」と分析している。

福井テレビ
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