薄くて曲げられる、次世代太陽電池を活用した新しい農業の取り組みが千葉大学で始まりました。
千葉大学・柏の葉キャンパスで11日から始まったのは、次世代太陽電池とされるフィルム型ペロブスカイト太陽電池を水田の上に設置して発電と稲作を同時に行う実証実験です。
この太陽電池は重さが従来の3分の1程度となっていて、高いところや重量規制のある場所への設置も可能です。
さらに、太陽電池を載せる柱の間隔を広く取ることができ、農作業のスペースを確保できるほか、設置コストの削減も期待されています。
実証実験には千葉大学のほか、積水ソーラーフィルムなどの民間企業が参加するほか、農林水産省の交付金も活用されています。
今後は産学官で連携しながら、約3年間かけて稲の生育や収量などを調査し、従来型の太陽光パネルとの比較検証も進めていくということです。
積水ソーラーフィルム・森田健晴取締役:
いろいろな問題、課題は早く出して、それを対応しコストを下げ、気軽に取り組めるような営農型の太陽電池を提供していく。