岩手県内ではクマの出没や人身被害が相次いでいます。
山菜採りなどでクマに遭遇するおそれが高まっているとして、県は5月8日に会見を開き、山に入る際は複数人で行動するなどの対策を呼びかけました。
県は4月22日に「ツキノワグマの出没に関する警報」を発表しクマへの警戒を強化しています。
県内では、4月に紫波町の山林で50代の女性がクマに襲われ死亡したほか、5月7日は八幡平市内で山菜採り中にクマに襲われたとみられる60代の女性の遺体が見つかっています。
こうした状況を踏まえ、県は8日に会見を開き、あらためて山菜採りなどで山に入る際はクマに注意するよう呼びかけました。
会見では、山でクマに遭遇しないために、▼複数人で行動すること▼音の出るグッズを常に鳴らし存在をアピールすること▼食べ残しといった餌になるものを放置しないことなどを求めました。
県自然保護課 千田志保特命参事
「山菜が自生する人里に近い場所でもクマと遭ってしまうことが発生している。山と同様の対策を講じてほしい」
県は「クマによる人身事故防止のための入山規制は検討していない」としていて、引き続き県の公式SNSなどを活用した注意喚起に力を入れる方針です。