「愛猫がごはんを食べてくれない…」多くの飼い主さんが経験するこの問題、実は明確な理由が隠されているのだとか。猫の栄養学を専門とする獣医学博士の岩崎永治さんが編み出した「猫ごはんお悩みタイプ診断」から、あなたの猫ちゃんのタイプをチェックしてみましょう。
文=岩崎永治
猫の食事パターンには必ず理由がある
個性豊かな猫たち。その魅力は性格やしぐさだけでなく、ごはんの食べ方にも色濃く表れます。たとえば、こんな食べ方をしていませんか?
・ドライフードしか食べてくれない。
・水を飲まない。
・すぐ飽きて、一度出したご飯は二度と食べない。
・今日は食べるが、明日は食べない。
・食べるカリカリと食べないカリカリがあって食べムラが激しい。
・逆に、新しいものは受け付けず、同じカリカリしか食べない。
・少し食べてはどこかへ行き、少し時間がたつとまた食べに帰ってくる。
・味わってゆっくり食べるが小食。
・夢中で早食いして吐いてしまう。
・ほかの猫のごはんまで食べてしまう。
・そう思うと、急に何も食べなくなることがある。
・いや、私の猫は何でも食べる。残ったカスまで舐めとる。
例を挙げるときりがありません。皆様の猫さんに当てはまるものはありますか?
猫の食事パターンは一言では表せず、飼育者の皆様を悩ませる一番のポイントだと思います。この食事に対する気難しさから、猫は「グルメ」なんて言われます。
しかし、猫の食事パターンは科学的にすべて説明できるのです。
猫の食事には、その子がこれまで体験してきた「経験」がそのままそっくり表れています。つまり、猫が今の食事パターンを獲得した、何かしらの理由があるんです。理由があるということは、解決もできるんです。
この連載では、猫の食事に悩む皆様の手助けになる情報を一つずつご提供していきたいと思います。
