40年前に福井県で発生した殺人事件で、服役した男性の再審無罪が確定した裁判について、検察が異例の調査を始めました。
1986年、福井県福井市で女子中学生が殺害された事件では、殺人罪で服役した前川彰司さん(60)に対し、名古屋高裁金沢支部は去年、再審で無罪判決を言い渡しました。
高裁金沢支部は、前川さんに有利な証拠を検察が意図的に出さなかったことなどを指摘していましたが、5月1日、名古屋高検の濱克彦次席は、裁判などに関わった検察官への聞き取り調査を始めることを明らかにしました。
調査は既に退職した検察官からも不適切な対応に至った経緯などを聞き取り、報告書をまとめ公表するとしています。
前川さんはFNNの取材に対し「グッドニュースが飛び込んできた。福井事件の暗闇に光が灯るかもしれない」とコメントしています。