JR西日本が、新たに「銀行サービス」に参入すると明らかにしました。

西日本エリアに広がる鉄道網を背景に沿線や商業施設の利用者にサービスを提供することで、顧客の囲い込みを狙う思惑があるものとみられます。

JR西日本はきょう=1日、金融大手の「りそなグループ」とりそな傘下の「関西みらい銀行」と資本業務提携を締結したと発表しました。

具体的には、新銀行サービス「WESTER ミライバンク(仮称)」を立ち上げ、JR西日本が関西みらい銀行を所属とする銀行代理業の許可を得て、2027年度中のサービス開始を目指すとしています。

そのうえで、りそなグループとJR西日本の双方が所有するサービス基盤を用いてチャージ残高やポイント残高、それに決済履歴などを一元で管理するアプリを利用できるようにするということです。

地域における日々の移動や消費など生活圏内に BaaS(=Banking as a Service)・決済サービスが自然に組み込まれ、移動・暮らし・金融が一つにつながる「地域価値循環型 BaaS・決済モデル」の構築を目指して両者による合弁会社設立に向けた準備を進めるということです。

今回の資本提携にあたり、JR西日本は関西みらい銀行の株式・20パーセントをりそなHDから取得する予定で、JR西日本は「生活サービス分野の飛躍的成長に向けた門出となる取り組みだ。りそなグループとの共創と挑戦を積み重ね、人々の“心を動かす”新たな価値創造の実現を目指す」とコメントしています。

同様の事業は、すでにJR東日本がおととし5月から楽天銀行の提供するシステムを活用した「JREバンク」を立ち上げています。

また、関西でも阪急阪神ホールディングスが池田泉州銀行と提携して2027年以降にネット銀行に参入すると、すでに明らかにしています。

関西テレビ
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