ミャンマーの親軍政権は、5年前の軍事クーデターで拘束した民主化指導者・アウンサンスーチー氏を「指定された住居での軟禁に移した」と発表しました。
ミャンマーの親軍政権は4月30日、2021年の軍事クーデターで拘束したアウンサンスーチー氏(80)の処遇に関する声明を発表しました。
声明では、スーチー氏を刑務所から指定された住居へ移した上で、残りの刑期をその住居で服役させるとしています。
また、今回の措置は恩赦の一環とみられています。
スーチー氏をめぐっては、汚職の罪などで当初、合わせて33年の実刑が言い渡されましたが、健康状態を懸念する声が高まっていて、ASEAN(東南アジア諸国連合】の議長国フィリピンは、釈放を求める声明を発表しています。
親軍政権は、スーチー氏に対して住居での軟禁に移行するとともに刑期の短縮も行ったとみられていて、スーチー氏に恩赦を与えることで、国際社会に対して政権の柔軟な姿勢を示す狙いがあるものとみられます。