日曜日に投開票された鹿島市長選挙で2回目の当選を果たした松尾勝利さんにお越しいただきました。
【平川】
ここで改めて松尾さんの経歴を紹介します。
松尾さんは鹿島市出身の71歳。
市議を4期務め、前回の市長選で初当選。
小・中学校の給食費の無償化や県と連携して行っている肥前鹿島駅の整備事業などの実績をアピールし選挙戦に臨みました。
【森井】
今回で2期目に入りますが、1期目にできなかったことや2期目に意識して取り組もうとしていることはありますか。
【松尾さん】
1期目は、小中学校の給食費無償化などに取り組んできました。
たた、ハード事業は4年間で出来ることは限られるので、今後は道路の整備や鹿島駅前の整備を4年間で取り組んでいきたいです。
【鶴丸】
現在、県と連携して肥前鹿島駅の再整備事業が進んでいます。
新しいものができる高揚感が生まれる一方で、こうしたいわゆる「ハコモノ」には多額の費用を必要とします。
費用対効果の観点からも今回の事業をどのように活用し、どのような鹿島の未来が描ければ成功したと言えるでしょうか。
【松尾さん】
「ハコモノ」をつくるだけでは活用が出来ずダメになってしまいますが、今回つくる駅は駅の機能だけじゃなくて、いろんな人たちが集う場所にしたいなと考えています。
市民はもちろんですが、観光客などいろんな人たちが集う、そしてここから鹿島のいろんな所に出かけていって交流を広げていく。
そういう拠点の場所として鹿島駅を捉えています。
【鶴丸】
集まる仕組みも考えていますか?
【松尾さん】
駅前広場を駅の前につくっているんですが、ここにはいろんなイベントをする仕掛けをしたいと思っています。
市内の事業者が、すでに試験的にここでイベントをしていて、いろんな人が集うイベントを準備しています。
【森井】
一方で、西九州新幹線の開業に伴い、肥前鹿島駅に止まる特急の本数は今年3月に10本まで減りました。
今後、市民の交通の足をどう確保していきますか?
【松尾さん】
交通の利便性という観点から考えると、普通電車の利便性を向上させてカバーするようなやり方をしていますので、特急が減ったからといって交通が不便になるということには繋がらないと思います。
ただ、列車だけでなく、公共交通というのはバスやタクシーがありますよね。
こういうものを一緒に活用して市民の皆さん、それから他の所から来られる方の利便性を確保していきたいと思っています。
【平川】
サガテレビの調べでは鹿島市の人口は20年前の3万2千人から去年は2万6千人と20%近く減っています。
人口減はどの市町も抱える問題ではありますが、特に15歳から34歳までの若い人が市外に転出するケースも目立っています。
鹿島高校の今年の志願倍率0.4倍と大変ショッキングな数字でした。
こういった若い人たちに定着してもらうため今後鹿島市が手がける何か具体的な取り組みや考えはありますでしょうか。
【松尾さん】
鹿島高校の倍率が0.4倍というのは、今回の選挙でもいろんな人からどうしていくのかと聞きました。
私が考えるのは、鹿島の良さを小学校や中学校の子どもたちに教える、そして鹿島の産業、企業を教えていきたいと思います。
何より、子どもたちが鹿島の魅力を発信する企画を今しています。
鹿島市高校生企画課を去年からたちあげてしていますが、高校生の目線で鹿島の魅力をいっぱい取り上げて発信をしていく、そうすることで子どもたち自ら鹿島の良さを分かっていただくという、市の企画として取り組んで今年で2年目になります。
こういうことを進めていくことで子どもたちが鹿島に定着することに繋がっていくと思います。
【鶴丸】
結果が問われる2期目、今後4年にかける決意や覚悟をお願いします。
【松尾さん】
子育てや福祉はしっかりやっていかなければいけない。
今駅前の整備のことを話しました。
令和11年に新しい駅舎、駅前を整備します。
そこをどう活かしていくのかが、鹿島の今後の町づくりにとって重要なポイントになると考えています。
駅のポイントとなる場所を行政だけでなく、市民みんなで盛り上げていく。そういう体制づくりをこれからの4年間で作っていって、その先に鹿島はいろんな人が集まる素晴らしい地域になるんだということも皆さんとともに実感していきたいと思っています。
【平川】
ここまで鹿島市長選で2回目の当選を果たした松尾勝利さんにお話を伺いました。ありがとうございました。